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2014年12月12日(金)
オリックス・リビングでは、認知症を正しく理解しケアの質の向上を図るため、毎年オーストラリア タスマニア州から講師を招き「パーソンセンタードケア研修」を行っています。
※パーソンセンタードケアとは、認知症をもつ方を一人の「人」として尊重し、その方の立場に立って考え、ケアを行おうとする認知症ケアの考え方の一つです。
今回は、東西に分かれて2日間ずつ、計4日間実施された研修の様子をお伝えします。
研修には、各ゲストハウスからマネージャーやケアアテンダント、サービススタッフ、ナースなど、さまざまな職種のスタッフが参加しました。
1日目の講義テーマは「認知症を理解する」です。
一般的な加齢による行動変化であっても、認知症による症状と取り違えてしまうことがあるため、認知症を正しく理解するには、まず加齢に伴う健康面、生活面の変化など高齢期の症状を知ることが重要です。
その後、認知症の定義や前頭葉、頭頂葉など各脳の働きが認知症によりどのような影響を受けているのかを学びました。
座学での研修が終わると、いよいよ身体を使いながら行う認知症体験です。
この認知症体験では、脳をあえて混乱状態にして認知症の方々の思考回路を知るプログラムや、高齢期になると起こりうる身体の状態を再現し、現在当たり前に行っていることが高齢者にとっては不自由であることを体感するプログラムなどを行いました。
脳を混乱状態にした時に自分たちが感じた「悔しい」「恥ずかしい」などの思いや、不自由な身体状態が長時間続くことで感じた苦痛を、認知症の方々は常に感じていていることを実体験しました。
また、そうして感じられている思いに対し、私たちが普段接する時に気をつけなければならない尊重や配慮について体験を通じて学びました。
当日参加したスタッフからは、「オーストラリアの認知症ケアに対する考え方が日本とは違う視点もあり、とても勉強になったが、一方で、根本的な大切にしなければいけない部分は世界共通だと知り、これまでの自分たちのやり方に自信が持てた」「とても収穫になった」と、とても好評でした。
(東京会場に参加したスタッフ)
研修2日目の様子は、後日こちらのブログでご紹介します。
オリックス・リビングでは、この他にも介護技術や介護知識、介護補助機器の操作など、さまざまな研修を通して一人ひとりのスタッフがレベルアップできるように取り組んでいます。
2014年10月14日(火)
2014年11月1日にオープンする「グッドタイム リビング 千里ひなたが丘」で、オープン前研修がスタートしました。
介護部門やサービス部門ごとの個別研修をはじめ、接遇マナー・館内設備の使い方、ゲストがご入居にいたるまでなど研修内容は多岐にわたります。
これから1ヶ月間の研修を行い、ご入居いただくゲストの皆さまを最高のおもてなしでお迎えできるよう取り組んでまいります。
2014年09月19日(金)
以前、こちらのブログでもご紹介しましたが、
オリックス・リビングでは、現在大学3年生の方々を対象に2種類の「インターンシップ」を行っています。
1つ目は、最新の介護技術が体験できる「介護技術体験コース」、
※前回の様子はこちらをご覧ください。
2つ目は、介護業界全般についてお伝えする「介護業界研究コース」です。
今回は、先月開催した「介護業界研究コース」の様子をお届けします。
このコースでは「介護技術体験コース」で行ったような、身体を動かして身体介護について学ぶのではなく“頭を使って考える介護”を体験していただきました。
当日は、11名の学生が参加しました。
グループディスカッションでは「グッドタイム リビング 千葉みなと/駅前通」で実際に行った事例をもとに「温泉旅行を計画しよう!」というプログラムで、介護が必要な方でも安心、安全に楽しい温泉旅行ができるスケジュールや、実際に旅行へ行くためにはどのような下準備や段取りが必要となるかを考え、発表しました。
学生の皆さまは、事前に与えられたさまざまな情報から、ゲストはもちろん、ご家族さまの思いも汲み取っていき、どうすれば願いを叶えることができるかを真剣に意見交換し、まとめていました。
その旅程は、いますぐにでもゲストへご提供できそうなほど綿密に考えられ、豊富なアイデアに聞いている私たちにも刺激になりました。
最後は「介護技術体験コース」でも講師を務めた「グッドタイム リビング 芝浦アイランド」の狩俣ケア主任を交えた座談会を行いました。
このようなインターンシップは、学部・学科問わず、介護業界に興味のある方ならどなたでも参加していただくことができます。
入社前に企業の雰囲気や介護現場を知ることのできる貴重な機会です。
ご興味を持たれた方は、お気軽にオリックス・リビング採用担当者までお問い合わせください。
2014年09月05日(金)
9月3日(水)、日本教育会館 一ツ橋ホールにて、株式会社タムラ企画主催
第87回「高齢者の豊かな生活空間開発に向けて」研究会が開催されました。
テーマは「高齢者住宅の方向性」~業界を牽引する最新事例~で、
業界関係者やマスコミ関係の皆さま、約30名が参加されました。
第1部では、当社代表取締役 森川が講演を行いました。
テーマは「テクノロジーの導入と目指すべき介護の未来」です。
講演では、「介護リフトの導入」や「オリックス・リビング イノベーションセンター」の
開設などによって得た知見や成果をご紹介しました。
また、それらを元に、11月にオープンする「グッドタイム リビング 千里ひなたが丘」や
既存ゲストハウスでのテクノロジーの導入について具体的にお話ししました。
講演後の質疑応答では、介護リフトの導入について質問があり、
森川からは「導入にはスタッフの意識改革が不可欠で、まず“なぜ介護リフトが必要なのか”を理解するべきである」
「リフトだけではなく、研修とセットで導入することで普及につながるのではないか」
と、お答えしました。
第2部では、株式会社チャーム・ケア・コーポレーション 代表取締役社長 下村 隆彦様が
「関東首都圏進出と今後の展開」というテーマで講演されました。
第3部では、カイロス・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役社長 高橋 正様が
「ホスピス住宅で目指す在宅療養のかたちと今後の展望」というテーマで講演されました。
今後も超高齢社会の日本において介護する人・される人、双方にとって良い効果を生む
高齢者の暮らしの質の向上に努めてまいります。
2014年08月28日(木)
オリックス・リビングでは、社員の接遇・マナーはもちろんのこと、介護知識・技術向上のため“教育研修部”を設置しています。
本日は、各ゲストハウスで定期的に開催している研修の中からグッドタイム リビング 尼崎新都心で開催した「衛生研修」をご紹介します。
冬場の乾燥した時期になるとインフルエンザやノロウィルスなどの感染症の発生が増加します。
それらの感染症に感染しないための対策や、発生した際の対応方法等に関する知識を、今回の研修を通して高めていきます。
まず最初に本日の講師を務めていただく、調剤薬局を運営する株式会社アインファーマシーズ様より感染症について講座を行っていただきました。
その後、嘔吐物の処理方法を実演していただき、知識を高めたところでスタッフも実技を行います。
実際に体験することにより感染症に対する知識が高まるとともに、緊急時に落ち着いて対応できるようにします。
研修終了後は、学んだ知識を自身の中で深く理解するために研修報告書を作成しました。
今回の感染症に限らず介護技術や介護知識、介護補助機器の操作など、さまざまな研修を通して一人ひとりのスタッフがレベルアップできるように取り組んでいます。
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