「まだ動けるうちに･･･」と住んでいた家を離れ 「グッドタイム リビング」への入居を決めたご夫婦。
2020年07月27日(月)
ゲストのお誕生日には、お花をプレゼントし、記念写真を撮らせていただくのが、グッドタイム リビング 千葉みなと／駅前通の恒例行事となっています。
しかし、その日、お誕生日だったY様は、お花も記念写真も辞退されたのです。
Y様「こんなおばあちゃんの誕生日なんて、めでたくなんかないよ」
ですが、これまでもお祝いをされることはなかったのでしょうか。
Y様「昔は近所の人たちとか、家族が集まっていろいろやってくれたけどね」
以前は、とても賑やかな繁華街の中心にお住まいになっていたY様。
きっとそれはとても盛大な誕生日会だったでしょうから、もうお祝いは十分してもらったということなのかもしれません。
Y様「甥とか姪もそうだし、他の人たちもお世話ってほどではないけど、いろいろしてあげたから、それで今も私のことを気にかけてくれてるみたいだね」
伺ってみると、Y様はご家族だけではなく、地方から出てきた多くのお知り合いの方たちにお部屋を貸したり、お食事を提供したりされていたそうです。
それは感謝されて当然です。
それでも、誕生日のお祝いなんて照れくさいからとおっしゃるY様。
ゲストやスタッフの間でも、Y様は本当に優しい方だからね、という声を良く聞くのですが、見返りを求めず人助けをするこの姿勢は、なかなか見習えるものではありません。
（後ろ姿なら良いわよ、ということで1枚だけ写真を撮らせていただきました）
たくさんのお話を聞かせていただいたあと、私が退室させていただこうとした際には、
Y様「こんなおばあちゃんのところで良かったら、いつでも休みに来てね」
とおっしゃり、ニコニコ笑っていたY様。
これはまた近いうちに癒しを求めて、Y様のお話を伺いにいくことになるかもしれません。
本日は、サービススタッフの鈴木がお送りいたしました。
PICK UP CONTENTS
ピックアップコンテンツ
