スペシャルメニュー にぎりずし実演【グッドタイム リビング 小野】
2020年11月02日(月)
一週間前の記事でご登場いただいたT様ですが、久しぶりにいらっしゃったご友人についてのお話が終わった後、こうおっしゃいました。
「そういえば、これは見せたことあったかな?」
実はT様、私がお部屋に伺うたびに、大切な思い出の品を披露してくださるのです。
それというのも、T様は、以前お住まいだったご自宅の整理に定期的に行っていらっしゃるからです。
毎回、これは取っておかなきゃという大切なものを持ち帰っていらっしゃるわけです。
この日、披露してくださったのは・・・
画家だったというお父様がお作りになったという置物です。
これは獅子でしょうか。とても良く出来ていますね。
さらに、これだけではありません。
表紙に「申」と書いてあります。開いてみると・・・
様々なタッチで描かれた申の絵が・・・これは画家だったT様のお父様が描かれたものでしょうか?
「違いますよ。これは私が描いたもの。何年か前にふと思い立って描いたんです」
ふと思い立ってこんなに見事な申の絵の数々を描けてしまうなんて、私には到底出来そうもありません。
やはり血は争えないということでしょうか。
「そうそう、これも見て、10歳の時から使っている色鉛筆の箱」
なんとこちら80年前から使っているものだそうです。
おそらく絵を描く楽しさをT様に知っていただくために、お父様が買ってくださったのであろうこの色鉛筆を、今も大切にされているのは、本当にT様らしいなあと思います。
こうしてゲストのお部屋に伺い、それぞれの方の部屋に置かれているものを拝見すると、ゲストの皆さまの人間性であったり、生きてきた歴史を強く感じられます。
ほとんどのゲストは、グッドタイム リビング 千葉みなと/駅前通にご入居される前にご自宅の整理をされ、本当に厳選したこれだけは持って行きたいという大切な品をお持ちになっているでしょうから、自然と私たちは、ゲストの人生の特に大切な部分に触れることが出来るのです。
こういった機会をこれからも大切に、ゲストのお話に耳を傾けていきたいと思います。
本日は、サービススタッフの鈴木がお送りいたしました。
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