ご入居者の一日に密着 その2【グッドタイム リビング 長津田みなみ台】
2020年09月30日(水)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
グッドタイム リビング 千葉みなと/駅前通の看護師・鶴岡です。
気付けば本日で9月が終わり、今年も残すところあと3カ月となりました。
時の流れは早いものですね。
残暑が厳しかった頃に比べ、今では少しずつ秋らしい陽気へと移り変わりつつあります。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
私は食欲の秋だからと言って食べ過ぎないよう、体重管理に注意しながら日々を過ごしております。
そんなある日の朝、私は館内をお散歩されていたT様とH様にお会いしました。
「T様、H様、おはようございます」
楽し気に談笑されていたT様とH様でしたが、私の声に振り返り笑顔を向けてくださいました。
そして、挨拶をしてくださった後、そのままT様が私に話しかけます。
「先日久々に近くのスーパーまで買い物に出たのよ」
コロナウイルスの影響もあって、暫く不要不急の外出を控えていたT様。
ですが最近、近場ではありますが少しずつ外出をするようになったそうです。
「カートに買う物を入れていたんだけど、何故か入れた物が落ちてしまってね」
普段から朗らかな笑顔を見せてくださるT様ですが、この日は破顔し明るい声を弾ませていました。
「えっ、もしかしてカートが壊れていたんですか?」
私が首を傾げながら尋ねると、T様は違うのよと少し悪戯っぽく笑いました。
「それがね...私ったら、カートにカゴを置き忘れちゃったのよ!」
T様が種明かしをした瞬間、私とH様は驚いた後笑い声を漏らしてしまいました。
カゴを乗せないままカートだけで買い物をしてしまったため、カートの隙間からこぼれ落ちてしまったのだとか。
「私ボケちゃったみたいねぇ」
苦笑しながらT様はそう言いますが、普段からしっかりされている方なので少しショックだったようですね。
何となくですが、ほんの少し沈んだ表情をされたような気がしました。
「いえいえ、そういうウッカリは誰にでもあるものですよ。私も買い物している時、大体何かを買い忘れて帰っちゃいます」
私がそう話すと、T様は慰めてもらっちゃったわとH様に笑いかけていました。
その時には朗らかないつもの笑顔に戻り、私は内心ホッとしました。
「これからも若い方のサポートが必要ね」
T様が私の顔を見つめながら微笑みます。
「微力ながらサポートさせていただきますね」
私がT様にそう返事をすると、T様はこうおっしゃいました。
「あなた方がいてくださるから、私たちはこうして元気に過ごせているのよ。謙遜する必要なんてないわ」
真剣な眼差しのT様のお言葉に、H様も優しく微笑みながら頷かれました。
「本当に皆さんには感謝しかないですよ」
T様とH様の心からのお言葉に、私は胸の奥が熱くなるのを感じました。
このようにお言葉をいただけるのは、スタッフ全員がゲストのために取り組んでいるからなのではないでしょうか。
そしてその取り組みがゲストにも伝わっているからだと感じました。
その結果としてこのようなお言葉をいただけるのは、非常に嬉しい限りです。
今後もゲストが元気に過ごせる日常を守れるよう、スタッフの一員として更に精進したいと思います。
千葉市中央区の住宅型有料老人ホーム『グッドタイム リビング 千葉みなと/駅前通』の詳細はこちらからご覧いただけます>>
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