ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
グッドタイム リビング 千葉みなと／駅前通の看護師・納多です。

先月は寒暖差が激しく、本当に秋なのかと首を傾げたくなる気候でしたね。
やっと秋らしい肌寒い季節へと移り変わり、少しずつ冬に近付いていくのを感じます。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか?



先月のブログで、K様の受診付添いのことについて触れました。
今回はそのK様と受診に行った日のことをお伝えしたいと思います。



受診日当日の朝、私はK様にご挨拶に伺いました。


「K様、おはようございます。本日受診なので、出発時間までにお迎えに伺いますね」


「納多さん、おはよう。今日はよろしくね」


K様は笑顔で迎えてくださいました。
その笑顔に私も思わず顔がほころびます。


ご挨拶をした後、受診準備に入ります。
ゲストによって持参する物が変わるので、毎回忘れないように注意しながら準備しています。


約束のお時間までに準備を終え、K様のお迎えに伺いました。


「K様、お待たせしました。そろそろ出発時間ですので、お迎えに伺いました」


K様が準備されているお姿が見えました。
忘れ物がないか確認後、一緒にエレベーターに乗り込みます。






１階に降り、タクシーが到着しているかフロントに尋ねるとまだの様子。
この日は雨でしたので、その影響で道路が混んでいたのかもしれません。
私とK様は、フロントにある水槽の前で待つことにしました。







「きれいねぇ」


K様は自由に泳ぎ回る熱帯魚を見つめながら、小さく言葉を漏らします。
私も一緒に眺めながらK様とお話ししていると、タクシーが到着しました。

タクシーに乗り込んで、いざ出発。
窓の外を眺めると、車体を叩き付ける程の大粒の雨が降っていました。


「すごい雨ね」


K様も驚嘆していました。



病院に到着後、K様のお身体を雨で濡らさないよう使います。

受診の日が雨だった際には、必ずゲストハウスで貸し出している傘をお借りします。
お身体を雨に濡らしたことで、体調を崩すことがないようにするためです。


傘のおかげで無事病院内に入り、次は受付です。
提出する物を確認し、受付の方に声をかければ完了です。
呼ばれるまで、しばらく待合室で待機します。








普段でしたら呼ばれるまでに時間がかかりますが、土砂降りのせいか患者さんが少なく、すぐにお声がかかりました。
私はK様に呼ばれたことをお伝えし、診察室までご案内します。


「こんにちは。最近の調子はどうですか?」


見た人をホッとさせる人当たりのいい笑顔で、医師がK様に話しかけますと、


「最近ね、こんな感じで...」

K様も医師に促され、近況を伝えます。

不足点があれば付添いの看護師が医師にお伝えし、処方内容を変更した方がいいのか判断していただきます。
今回は問題なしということで、診察が終了しました。







受付で会計を済ませ、処方箋を受け取ります。


（今回の処方も変更なし、か）


ゲストハウスに戻ってからでも確認はできますが、
病院を出る前に変更が分かればスムーズなので、なるべく処方箋に目を通してから病院を出るようにしています。


確認ができたのでタクシーに連絡し、K様がお待ちの場所まで戻りました。



「あと数分で到着するみたいですよ」



「もう少しでゲストハウスに帰れますね」とK様に話しかけると...



「納多さんに付いて来てもらってよかったわ。ありがとう」



私に優しく手を差し伸べながら、朗らかな笑顔でおっしゃってくださいました。



「また受診があった時はよろしくね」


「もちろんです、その際はこちらこそよろしくお願いいたします」


看護師のシフトの関係上、受診に付き添えない日ももちろんありますが、
信頼してくださっているK様のお気持ちがうれしくて、私はK様の手をそっと握り返しました。


このようにゲストから温かい言葉をいただき、励まされる毎日です。
今後もゲストの皆さまとの日々を大切にし、より一層頑張りたいと思います!









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