リハビリルームのご紹介【グッドタイム リビング 千葉みなと/駅前通】
2023年04月18日(火)
春らしく穏やかな気候に心和む季節となりましたが、お元気にお過ごしでしょうか。
今回は、自宅でできる花粉症のセルフケアについてご紹介します。
花粉症とは、鼻腔内に入ってきた植物の花粉に対する免疫反応によって鼻水などの症状が引き起こされることをいい、季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。
花粉症を引き起こす植物の種類は、代表的なスギ花粉・ヒノキ花粉・ブタクサ花粉以外にもたくさんあります。
スギ(2~4月)、ヒノキ(3~5月)、ブタクサ(8~10月)、シラカンバ(4~6月)、イネ科(4~11月)、ヨモギ(8~10月)など、ほぼ年間通して何らかの花粉が日本中で飛散しています。
ただ、もともと花粉自体は身体に無害なものであり、症状を引き起こしてしまう要因は外的要因と内的要因があるそうです。
外的要因では大気汚染や気圧の変動など、内的要因では免疫力の低下(ストレス、偏食など)が関わっていると言われています。
花粉症の症状が出たら医療機関を受診することもおすすめしますが、普段の生活の中で身体の免疫力を高めるセルフケアをすると効果があるかもしれません。
私も花粉症に悩まされ、昨年まで薬を飲んでいましたが、今年は下記のセルフケアを行い、薬を飲まずに過ごせる程度になりました。
*生理食塩水での鼻うがい
生理食塩水とは、0.9%の濃度の食塩水で、水と食塩の割合を1000 : 9にして作ります。
水1ℓに対して9gの食塩、水500mlなら4.5gの食塩を入れます。
水は蒸留水や精製水を使うようにし、水道水は残留塩素を含むので避けたほうが良いそうです。
鼻うがいの方法は、鼻洗浄用シリンジや市販の鼻洗浄用器具やスポイトなどを用います。
鼻洗浄用シリンジを用いる場合の生理食塩水の量は、100~200ccです。
スポイトを用いる場合は2~4cc(のどに落ちてくるのがわかる程度)ずつ、両方の鼻に入れます。
この場合は少量のため、口から出すのが難しい時は飲み込んでも構わないそうです。
注意する点は、鼻洗浄後はすぐに鼻をかまないことです。
まれに中耳炎などになることがあるそうです。
*鼻うがい(上咽頭の洗浄)がどうして効果があるのか?
人間の喉は、上咽頭・中咽頭・下咽頭の3つに分けられます。
上咽頭とは鼻の奥、のどちんこの裏側に位置し、鼻の孔から入った空気が鼻腔を抜けて方向を下向きに変える場所です。
空気が停滞しやすいため、細菌やウイルスが付着しやすいという特徴があります。
その結果、上咽喉の表面は常に細菌やウイルスといった外の刺激にさらされるため、絶えず炎症が起きているのです。
この状態は慢性上咽頭炎症といわれるもので、人間であれば誰もが持っている炎症ですが、免疫力が落ちている人にとっては病的な症状を引き起こすこともあるようです。
慢性上咽頭炎の判断方法の基本は、触診と言われています。
耳の後ろ、専門的には耳下部の胸鎖乳突筋付着部付近を人差し指・中指・薬指の三本でやや強い力を込めて触ると、慢性上咽頭炎がある方は痛みを感じるそうです(筋肉が張るような感じ)。
ご興味のある方は、よろしければお試しください。
一緒に花粉症の季節を乗り切りましょう!
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