ご入居者の一日に密着 その3【グッドタイム リビング 長津田みなみ台】
2020年12月21日(月)
クルッ、サッ、ピタッ‼
そんな音が聞こえてきそうなほど、軽快に車椅子を操るF様。
以前はスタッフが車椅子を押させていただいていたのですが、今ではご自身で足漕ぎをし、両手を巧みに使って方向転換、スタッフがお手伝いする必要がないほど、活力にあふれています。
大げさではなく、まるで車椅子バスケットボールの選手のような素早い動きなのです。
クルッ、サササッ‼
F様が風を切る音が聞こえてきました。
食事を終え、レストランを出ると、F様はいつもある場所に向かわれます。

毎日欠かさず、隅から隅まで新聞を読んで、ニュースをチェックしていらっしゃるのです。
やはり体も頭も使うことが元気の秘訣・・・
「今日もとても美味しかったです」
と、声がした方を見ると、T様とH様が微笑んでいらっしゃいました。

お二人は以前から大変仲良しで、良く館内をお散歩されながら、お話をされているのです。
T様「Hさんは何に対しても前向きなのよ。いつも今日の食事も美味しかったって言ってるから、私も何倍も美味しく感じているような気がするわ」
確かに、H様のような方と一緒にいると、どんなことでも楽しく前向きに取り組めそうな気がします。

こうしてお二人を見送っていると、
「鈴木さん、一枚撮ってよ」
とF様の声が聞こえてきました。

「最近は息子もなかなか会いに来れないからさ」
F様のご子息様、ご覧になってくださっていますでしょうか?
F様はますますお元気になられております‼
ササッ、ピタッ、ポチリ。

写真を撮り終えると、颯爽とエレベーターに乗り、ご自身のお部屋へ戻られたF様。
レストランの前は、ゲストの様々な表情や、思わぬ瞬間をとらえることが出来る隠れた撮影スポットだったりするのです。
本日は、サービススタッフの鈴木がお送りいたしました。
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