ご入居者の一日に密着 その2【グッドタイム リビング 長津田みなみ台】
2020年10月12日(月)
なんだか最近、私が担当させていただいている記事は、毎回のようにK様にご登場いただいているような気もしますが、本日もまたK様とのエピソードを一つ。
K様は、大変音楽がお好きでグッドタイムクラブの中でも音楽プログラムには必ずと言って良いほどご参加されています。
ですが、その日のプログラムは、漢検倶楽部やボーリングなどで音楽プログラムはありませんでした。
K様「なんで歌がないのよ~」
と、おっしゃるK様ですが、毎日音楽プログラムだけでは、ゲストの皆さまは退屈されてしまいますので、仕方がありません。
そこで私は考えました。
グッドタイムクラブサロンにあるたくさんのCDの中から、DJ SUZUKIの選曲した曲をK様に聴いていただこう、と。

ということでまず一曲目は・・・
「北の国から」のテーマです。
しかし、この曲を聞いたK様はと言うと・・・
「知らないわ」
まさかご存知ないとは・・・完全に外してしまいました。
次は絶対に外すわけにはいきません。
私が選んだのは、「遠くへ行きたい」です。
幸いK様もこの曲はご存知だったようで、
「しみじみとした気分になるわね」
と、おっしゃってくださいました。
さて、どんどん畳みかけなくては。
次の曲は、「神田川」です。
「聞いたことはあるけど・・・」
また微妙な反応です・・・。
なかなか思ったような反応をしてくださらないK様相手に、私が一発逆転を狙ってかけた次の曲は、「バラが咲いた」です。
すると、K様はこの曲を口ずさんでくださり、さらに、
「とっても明るい気持ちになったわ」とまでおっしゃってくださったのです。
さあ、次はいよいよ締めくくりの曲となります。
私が選んだのは、「愛の讃歌」です。
曲のイントロが流れ出した瞬間、K様は・・・
「最高‼」
やりました! 大成功です。
「この曲を聞くと、初めてできた恋人のことを思い出すの」
「愛の讃歌」の歌詞には、「あなたと二人で暮らせるものならなんにもいらない」というフレーズがあります。
それは叶ったのでしょうか。
「それはできなかったわ」
詳しくは言えませんが、様々な事情により、その初めての恋人とはお別れすることになってしまったそうです。
K様が「愛の讃歌」を聴くと初めてできた恋人を思い出すように、音楽と個人の記憶が強く結びついていることが良くあります。
例えば、母校の校歌を聞くと、学生時代の思い出が蘇ったりすることが皆さまもおありなのではないでしょうか。
私にとってのそういう曲は・・・と、この話はK様にだけお話しすることにいたします。
本日は、DJ SUZUKIこと、サービススタッフの鈴木がお送りいたしました。
千葉市中央区の有料老人ホーム『グッドタイム リビング 千葉みなと/駅前通』の詳細はこちらからご覧いただけます>>
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