【第2回選考の優秀賞を発表】第三回「老後の日」フォトコンテスト
2020年12月18日(金)
現在実施中のオンライン看護実習で、
お看取りについてお話ししたところ、学生から、こんな質問がありました。
学生からの質問)
お看取りの際、"最期の瞬間"に家族は立ち会えますか
回答)
家族に見守られながら、お旅立ちになる方もいれば、
お一人でそっと逝かれる方もいらっしゃいます。
---------------------------------------------
以前は私も、ゲストの最期の瞬間に家族が立ち会えるようにするには
どうしたらいいのかと、あれこれ考えていました。
しかし、ある訪問医の言葉を聞いてから、"最期の瞬間"へのこだわりは少なくなりました。
人は、旅立つときを自分で選んでいるのかもしれません。
多くの人に看取られたいと願う人は、
海外赴任中の孫がたまたま帰国しているタイミングで息を引き取るし、
最期の瞬間に立ち会うことで、家族が辛い思いをしないようにと願う人は、
一人でそっと旅立ちます。
だから、人それぞれ、自分の望むタイミングで旅立ってるんじゃないかって思います。
この話を、看取り期を迎えたご家族に紹介することもあります。
専門職は、経験と知識から、そのときが近づいている兆候が分かります。
呼吸状態が変わり、その瞬間が近づいたと思われるときには、
早めに家族にご連絡をしています。
連絡を受けて駆けつけるかどうかは、ご本人とご家族の選択です。
ご家族が希望すれば、何日でもベッドサイドで泊まれるよう、簡易ベッドなどを手配します。
最期まで自分の望む生き方を追求できるよう、ケアをするのが、
私たちの仕事です。
だから、
最期の瞬間も大事ですが、
生きている間に、どう過ごすかを一番大切にしています。
看護実習の「施設オリエンテーション」は、大学に出向いて行いました。
★現在、グッドタイム リビング 新浦安では、
新型コロナウイルス感染症の感染予防対応として、
不急のご来館をお控えいただくようお願いをしております。
ご来館の際には、事前にご一報いただけますと幸いです。
皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
PICK UP CONTENTS
ピックアップコンテンツ