【第2回選考の優秀賞を発表】第三回「老後の日」フォトコンテスト 開催中!
2023年02月16日(木)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
ケアアテンダントの柏尾です。
皆さまは日頃、ご両親やご家族と連絡を取り合っていますでしょうか?
毎年誕生日や父の日、母の日にはメッセージやプレゼントを贈るという方もたくさんいらっしゃるかと思います。
私も実家を出てからはこまめに電話をかけるようにしたり、予定が合えば母とランチに出かけ、愚痴や近況を聞いたりするように心がけています。
なぜこのような書き出しになったかというと・・・先日のとても寒い日にあった出来事からでした!
関東でも積雪の予報があり、千葉みなとは積もらないまでもみぞれや冷たい雨が一日中降り続いた日のことです。
いつもお元気なI様に「雪の予報が出ていますが、寒くないですか?」と伺うと、
「なあに!このくらいどうってことないよ!なんたって私は雪国・新潟の生まれだからね!」
ととびきりの笑顔で応えてくださいました。
I様の周りにはいつもたくさんの方が集まっていて、我がゲストハウスのムードメーカー的存在です☆
小学校の先生でいらした経験からか、細やかに周りを見てその場の全員がお話の輪に入れるよう誘ってくださいます。
グッドタイムクラブには欠かさず参加され、
「何もしないでじっとしているのは、性に合わないのよ!」と常にアンテナを働かせているそうです。
そんなI様、お部屋で素敵な生地を広げていらっしゃいました。
なんでもお裁縫や刺繍はお手の物で、昔はお嬢様のためにちょっとした羽織りなどを手作業で仕立てていらっしゃったとか!
I様「でもやっぱりある程度の年齢になると"もういらない"って言うようになってね。まあ、楽になったといえばそうなんだけどねえ」
「・・・と、思ったら最近、また生地をよこして"お母さん、これで何か作ってよ"だなんて言うんだよ。ありゃあ、本当に着物が欲しいんじゃなくて、手先を動かして衰えないようにしてねってことだろうね!」
さすがお母様、お嬢様の気持ちは何でもお見通し!といったところでしょうか(笑)
長年の絆の前では、言葉の真意はすぐ分かるものなんですね。
私も母とそんな関係になれているのかな・・・?
これからI様親子のようになれるかな・・・?
と自分を省みるきっかけになった出来事でした。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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