暮らしのエピソード
Vol.16
[NEW]“やりたい”を見つけて彩りある暮らしに
暮らしのエピソード
Vol.12
「グッドタイム リビング」で叶った4世代で囲む夕食
施設が合わず、QOLが低下。
転居先の老人ホームで見つけた“心地よい暮らし”。
月に1度の家族が集まる日
「今何時かしら? もうそろそろ来るころだわ」
そわそわしながら、時間を気にするのは「グッドタイム リビング」にご入居されている小川貞子さん(仮名89歳)です。それもそのはず、今日は子どもや孫、ひ孫達が集まって、ゲストハウスで一緒に食事をする日なのです。
夕方、長男夫婦と孫ファミリーがゲストハウスに到着。ひ孫の遥ちゃんと健斗くんが、早速貞子さんのもとに駆けつけると、貞子さんの顔もほころびます。
「前の老人ホームにいたときは、あんな表情を見せることがなかったので、移って本当に良かったです。私たちもいつでも訪問できるから、母の様子もよくわかって安心です」
このように話すのは、息子の修さんです。家族としても安心して任せることができるので、付かず離れずのいい距離感を保てるそうです。
けがを機に、老人ホームにご入居
貞子さんが「グッドタイム リビング」にご入居されたのはちょうど1年前。自分のお店を持ち、美容師として働いていた貞子さんですが、段々と目が悪くなり接客に支障を来すようになり、80歳を機にお店を閉めることを決断します。
「同じ美容師だった主人と一緒に始めた美容室で、60年近く、地元の人に支えられてきました。主人が亡くなった後もお店に立ち続けられたのは、お客さんが来てくださったからこそ。本当にありがたかったですね」(貞子さん)
お店を閉じたあとは、一人暮らしをしていた貞子さん。食べることや飲むことが大好きで、夕食はワインと好物の肉料理が定番のマイペースな日々を送っていました。しかしある日、貞子さんは部屋の中で転倒し、手首を骨折してしまいます。
「母とは離れて暮らしていたので、心配で…。これを機に、母を呼び寄せて、私の自宅からほど近い老人ホームに入居してもらいました」(息子の修さん)
施設が合わず、移ることを決意
ただ、そこでの生活が貞子さんには全く合わなかったと、修さんは振り返ります。
「母の好きな肉料理は出されず、アルコールは禁止。『家族が来ると、本人が帰りたがるから』という理由で、面会もできませんでした」
元気だった貞子さんは、生きる意欲を失ったように心身ともに衰弱していったそうです。そこで家族は施設を変えることを決意。新たな老人ホームを探しているなかで目に留まったのが「グッドタイム リビング」でした。
「たまたま内覧キャンペーンを行っていて、見学と一緒に食事も試食ができると聞いて母と一緒に行ったのが最初です。肉と魚、洋風と和風などメニューを選べる点や、好きなお酒をたしなむことができる点を母は気にいっていました」
家族がいつでも訪問できるという点も「グッドタイム リビング」への移り変えを後押ししたそうです。
「母には最初の施設に焦って入居してもらって、本当に申し訳なかったと思います。そこで生活するのは母ですから、やはり本人が納得しないといけませんよね」
家族と一緒に過ごす心地よい時間
今は修さんご夫婦が、毎週貞子さんのもとを訪れているとともに、月に1度、子ども、孫、ひ孫を交えて4世代で食事をするのが恒例。時には貞子さんが好きなワインやカクテルを口にしながら、ご家族の話に耳を傾けることもあるそうです。
「老人ホームを移り変えるというのは正直大変でしたが、母のはつらつとした姿を見ていると、こちらにお世話になって本当に良かったと思います。家族が気軽に訪問でき、一緒にくつろぐことができて、私たち夫婦はもちろん、孫やひ孫たちも心地よい時間を過ごせています」(修さん)
たとえ離れて暮らしていても、いつでも一緒に過ごせる――。4世代で囲むテーブルには、いつも笑い声が響いています。
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