有料老人ホームのスタッフがイベントを企画【グッドタイム リビング 千葉みなと/海岸通】
2020年01月01日(水)
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
21世紀を「未来」と呼んでいた私たちですが、未来も、もう20年。
そういえば、私が子どもの頃に絵本で見た未来では、車が空を飛んでいました。
私たちは先人たちの礎を大切にしつつ、誰も知らない未来を日々生きています。
未来は今を生きる人にしか作れない。
今を生きる私たちが、誰かの未来の礎になる。
車はまだ空を飛んでいないけれど、社会は大きく変わりました。
65歳以上の人口は、20年間で約1400万人増えています。
現在、我が国の社会保障制度のキーワードは「地域共生社会」です。
地域共生社会では、制度・分野の枠や「支える側」、「支えられる側」という従来の関係を超えて、人と人、人と社会がつながり、一人ひとりが生きがいや役割をもち、助け合いながら暮らしていくことのできる社会を目指します。
従来、介護を必要とする高齢者は「支えられる側」とみなされてきました。
人は誰しも「支える側」と「支えられる側」の両面を持ち合わせて生活しています。
もし介護を理由に「支えられる側」だけの人生になったとしたら、生きるよろこびは見い出せるでしょうか。
(社会)参加の機会が増えると、幸福感が増したり、心身が健康になったりすることは既に証明されており、その重要性は医療介護業界だけでなく、多方面からも発信されています。
たとえ自力で起き上がれず、言葉を発せなくても、その存在自体で優しさを伝え、心を癒すことができれば、その人は「支える側」になれます。
みんなで手を差し伸べようというスローガンだけでなく、「支えられる側」だった人に参加の機会をつくり「支える側」にもなれるようにすることが、地域共生社会を実現には最も大切だと私は考えています。
まずは「支えられる側」だったの人のそばにいる私たちから、地域に働きかけていきます。
福祉施設に入所している人は、地域とのつながりが希薄となり「支えられる側」に押し込められがちです。
グッドタイム リビング 新浦安では、介護を必要とするゲスト(ご入居者)が「支える側」にもなれるように、ゲストが地域に出る。
地域の人がグッドタイム リビング 新浦安に訪れる。
(ただし、慰問目的ではなく、地域の人が"来たくなる")
をより一層推進してまいります。
以前からお付き合いをしていただいている近隣の小中学校、こども園の皆さま、地域共生の趣旨に共感し、フェスティバルや防災訓練を共催するなど、年々ともに活動する範囲を拡大してくださっている近隣自治会、シニアクラブの皆さま、さらには、ゲストのボランティア活動への参加や地域イベントへの参加を受け入れてくださっている団体の皆さま、いつも本当にありがとうございます。
2020年、いよいよ今年は、東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。
世界中から様々な人種、文化、宗教を背景にした人たちと触れ合ったとき、私たち日本人は何を感じるのでしょう。
今年、日本は世界に対して、門戸をさらに"ひらく"年になります。
グッドタイム リビング 新浦安も「高齢者」「介護」の枠を越えて、地域社会に対し、さらに門戸をさらに"ひらく"年にします。
結果として、ゲストの暮らしはさらに彩り豊かなものになるでしょう。
今、私たちが描く「未来」は、介護が必要な高齢者も、自由に自分の好きなことをして、活き活きと地域で生活している光景です。
ゲストの皆さま、ご家族の皆さま、地域の皆さま、
一緒に未来を創っていきましょう。
昨年参加したRUN伴2019ちば 浦安の様子
今年もどうぞよろしくお願いいたします
2020年 元旦
グッドタイム リビング 新浦安
ジェネラルマネージャー 立﨑 直樹
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