【第2回選考の優秀賞を発表】第三回「老後の日」フォトコンテスト 開催中!
2021年01月30日(土)
ブログをご覧の皆さま、こんにちは!
今回も、館内のエピソードをシェアしたいサービススタッフの金からです。
とある朝食のテーブル、
先に着席されたK様が突然手を高く挙げられました。
何か足りないものでもあったかと思ったら、
柱の後ろから、O様の姿が見えてきました。
K様:「おっ!いらっしゃい、いらっしゃい!」
O様:「ハハ、もう着いたのか。Good morning!Glad to see you!How are you?」
K様:「元気いいね!いいですよ!」
......
といつも呼び掛けあうお二方がいらっしゃいます。
少し離れたテーブルでは、
S様:「もうちょっと食べて、これおいしいですよ。」
お向かいにT様が「うん」と頷くが、なかなかお箸を手に取られませんでした。
S様:「大きなお世話かもしれないが、食べないとダメですよ。」
T様:「まだ今、お腹空いてないかも。」
S様:「そう?だけど...」
......
「だけど、なんとなく、いつもと違うように感じるから心配になった」と、
そのあと、スタッフに相談されるS様もいらっしゃいます。
レストランでよく同席だったり、お部屋が近かったり、たまたま同じ女学校を卒業されたり...
そうして、家族、スタッフとは違う関わり方で、お互いのことを心配されて、元気づけられています。
たまたまM様に呼び止められて、お持ちの手帳を渡されたこともありました。
M様:「ここ何って書いてる?昔書いたものだから、よく覚えてないの。」
(N様のお名前と住所ですよ!)
M様:「あっ!そうだ。Nさんね、お友達だから、メモしてたんだ!」
(住所がご一緒ですね)
M様:「一緒なの?」
(芝浦4-20-4です。M様が〇〇号室、N様が〇〇号室です。)
M様:「そうなの?!おっかしい―ハハハハ。笑っちゃうね。でも、私とNさんは本当に長いお付き合いね。」
「そうでしょう?」とN様の同意を求められました。
N様:「何?聞こえないわ!」
近づこうとして、前かがみになったM様が:「私たち!お友達でしょう!」......
お友達です。
ここに来なかったら、会えませんでしたね。
「本当だよ!あなた、いいこと言うんじゃない!」と笑われるM様もそうですし、
皆さまにとって会えてよかったと思われる瞬間の一つ一つを、これからも大事にしていきたいです。
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