春のぶらっと内覧キャンペーン 開催中!
2021年10月17日(日)
10月13日(水) 曇り
この日、午後から行ったGTCプログラムを紹介します。
長く「戦争体験を語り継ぐ会」の会長を務められていたゲストから提案され、
早速の運びとなりました。
先ずは、私から、今回の開催に至った経緯と、ゲストの紹介をさせていただきました。
ゲストのK様です。
小学校、中学校、高校に通う学生や、戦争を知らない世代に向け、
強い信念を持ち続け、何度となく講演を行ってきました。
この日は体調がすぐれず、スタッフのみで開催をしますからと
何度となくお伝えしたのですが、
挨拶だけでもと、出席されています。
隣に座っている担当のケアマネジャーが、心配しながらも、
優しいまなざしで、終始見守っています。
実際に、B29から落とされた焼夷弾の模型をお持ちになり、説明をされました。
紙芝居の他にも、色々な資料や写真等をお持ちになられ、
当時の出来事を、鮮明に伝えようとされています。
紙芝居開始に当たっては、多くの参加ゲストに見ていただきたいため、
Zoom(アプリ)を使用し、隣のBIG PAD(大画面)に映し出しています。
語り手は、女性2名、男性1名の3名で行いました。
主人公である女性が、幼少の頃に体験した空襲を、
誰にともなく語り掛けるように、物語は進んでいきます。
そこには、お父さんや、離れ離れとなったお母さんの会話等が含まれますので、
ここの部分を、それぞれ男女2名が担当します。
それぞれが、その場面場面で感情を込めて語ります。
実際にやってみると、非常に難しい事が分かります。
合間に、紙の抜き差しを行います。
絵と文章が合わなくならないよう、気を付けなければいけません。
最後に近づくと、離れ離れとなったお母さんと再会する場面があるのですが、
あまりにも感動的で、ついつい語り手も感情が入りすぎたのか、嗚咽が...。
それでも、最後まで頑張って読み上げてもらいました。
優しいお母さんでもあるスタッフのT
無理を聞いていただき、本当に有難うございました。
紙芝居を終えた後に、参加された皆さまに、意見をお伺いしました。
ゲストの皆さまと、こういった話題を語り合うことは、
今までほとんどありませんでした。
・少年兵として、志願して海軍へと入隊し、現実と向き合うことになった男性。
・戦後、傷病兵となった夫を迎えた妻。
・暗い防空壕に、何時間も入っていた幼少の頃の記憶。
普段は寡黙な皆さまから、思わぬ程、ご意見をいただけたのは、
身体の許す限り、戦争体験を語り継ぐ、との信念を持たれたゲストに
触発されたからなのでしょうか...?
こういった活動もされていたそうです。
何度かお話をさせていただいた中で、
きっと自身の中では、主張や考えがある筈なのに、
それに関しては一切語ろうとせず、ただ体験を伝える事のみに終始する姿に、
その強い想いを感じざるを得ませんでした。
どうかこれからも、お元気でお過ごしいただける事を願っています。
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