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暮らしのエピソード

「人生を楽しむ」ための選択

Vol.3

「人生を楽しむ」ための選択

自分らしく人生を楽しむために、高齢期での住み替えという選択。
今ではグッドタイム リビングでの自由な暮らしを満喫。

最初は勧められるままに、夫婦で高齢者の住まいへ。

昭和2年生まれの関根さん(仮名)は、24歳でご主人と結婚し、それから長らくお二人で暮らしていました。ご主人が商社で働いていたということもあり、欧米でのおよそ5年間をはじめ、国内外を移り住んでいたといいます。やがてお子さんが巣立ち、ご主人が退職をした後は、住み慣れた大阪を選び、夫婦でのんびりとした暮らしを送られていたようです。

関根さん夫婦が暮らしていた住まいは、部屋が3階であるにもかかわらずエレベーターがなかったとのこと。年齢を重ねるごとに階段の上り下りに苦労していたそうです。そこで、夫婦がともに80代後半を過ぎた頃、当時のケアマネジャーに相談。たまたま近所に空きがあった高齢者の住まいを紹介され、夫婦揃って入居しました。
「あのときは、深く考えることもなく、ただ勧められるままに入居しました。他にどんな施設があるのか、自分で調べようとも思いませんでした」と関根さんは当時を振り返ります。

自分らしく暮らすために選択した、グッドタイム リビング。

関根さんがご主人を見送ったのは、高齢者の住まいへと移り住んで2年後のことでした。一人の時間が増えると、毎日の生活の中で、気になることが増えていったと言います。 「夫と一緒だと気になることもなかったのですが、お食事があまり口に合わないなと感じるようになりました。そこの施設では、フロアごとにお食事が用意されていたのですが、ワゴンに運ばれて届けられるのです。合理的なのでしょうけど、まるで病院のような冷たい雰囲気を感じてしまって......」と関根さん。

スタッフもよく働き、行事も頻繁にあったという当時暮らしていた高齢者の住まい。生活に不便を感じることはなかったものの「どことなく居心地の悪さを感じてしまい、これから長く過ごすことを考えると、このままでいいのかという思いが強くなりました」と関根さんは話します。

「まだ身体も元気でしたし、お外に出かけたり、外食も楽しみたいという思いもありました」と当時の心境を語る関根さん。もっと自分のライフスタイルに合った暮らし方はできないものかと、長男の紀夫さん(仮名)に相談したそうです。

関根さんの相談を受けた紀夫さんは、すぐに動き出しました。市役所に問い合わせをしたり、他の施設のパンフレットを集めたり、気になった住まいを関根さんに紹介してくれました。その中で特に関根さんが気になった住まいは、一緒にタクシーに乗って見学へ行ったそうです。何ヵ所か見学した結果「一番気に入ったのが、グッドタイム リビングでした」と関根さん。駅に近く、近所に緑が多くあったことと、ゲストハウス内でのスタッフの働きぶりや立ち居振る舞い、そして全国で実績のあるブランドだったことなどが「大きな安心を感じました」とのこと。すぐに手続きをし、およそ半年前にグッドタイム リビングへと移り住むことができました。

選べる食事とスタッフとの距離感に満足。

グッドタイム リビングでの関根さんの一日は、朝5時ごろの起床から始まります。「特に起床時間が決まっているわけではないので、目覚めてからはゆっくりと起き上がるようにしています。朝食も自分のタイミングでいただけるのはいいですね」と関根さん。そんな食事も、移り住んで良かったと思えるポイントなのだそう。「ここでは、お食事のメニューを2種類から選ぶことができるんです。自分で決められるというのは、嬉しいですよね。どちらかといえば、お魚よりもお肉を選ぶことが多いです」と元気に微笑みます。

食事の味付けが濃いと感じたときには「素直にスタッフに伝えるようにしている」とのこと。「こちらの意見にきちんと耳を傾けてくださるので、私も気軽に話しやすいんです。そうした雰囲気もいいですよね」

レストランで朝食を終えたら、日中はグッドタイムクラブでゲストハウスのお友達と手習いをするのが楽しみという関根さん。最近は、絵手紙の創作にはまっているとのこと。よくできた作品は、遊びに来たお友達に渡すこともあるそうです。

「天気と体調が良かったら、近所の公園までお散歩に行くこともあります」とのこと。自由に外出できるため、毎日を自分のペースで満喫されているようです。

お友達の訪問に、お酒と会話が弾む。

昔からのお友達もゲストハウスによく訪れます。この日も、お友達の古川さん(仮名)がいらっしゃるとのこと。グッドタイム リビングに入居してから初めて会うお友達ということもあって、朝から楽しそうな関根さん。ゲストハウス内のビューティーサロンで、オシャレに磨きをかけます。「外の美容室に行かなくていいので、とても助かります。今日はネイルケアもお願いしようかしら」

「お久しぶり〜!」お友達の古川さんを迎え入れ、お互いに手を握り合うお二人。久々の再会に、お二人のほころんだ表情が印象的です。

「一緒に夕食を楽しもう」とレストランへ向かうお二人。実はこの日は土用の丑の日ということで、特別食の「うな重」が提供されました。スタッフがサーブをすると、香ばしい香りが漂います。「山椒はたっぷりでお願いね」と関根さん。スタッフと仲良くなっている様子がうかがえます。

実はグッドタイム リビングに入居後、ゲストハウス内でお酒が飲めるということに驚いたという関根さん。若い頃にはよく一緒にお酒を楽しんだという古川さんとの乾杯を、心待ちにしていたそうです。「お酒が飲めるなんて、素晴らしいわね」とお友達の古川さんも感激した様子です。

ビールと食事を楽しみながら、鰻を食べた思い出、一緒にお出かけをした話、かつて暮らしていた街の話など、二人の話題はいつまでも尽きることがありません。オシャレをしているということもあってか、とても若返った印象でした。

このように、多くの人々との会話を楽しみながら、グッドタイム リビングで「充実した毎日を過ごしています」と話す関根さん。「あのとき、自らの思いに正直になって移り住んで正解でした」と満足そうに微笑みます。

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